グルメ漫画の先駆けとも言われている
『美味しんぼ』7巻(小学館)の“大地の赤”というタイトルで 石山さんが作る『幻のトマト』が紹介されています。
弊店でお出ししている規格は2kg箱で20個入り。特急の2Sです。
栽培している土はたくさんの肥料をやっていると思われがちですが、実はその逆。
近くの山から掘り出してきた土…。
トマトの本来育った厳しい環境にしてあげます。
トマト原産のアンデス地方は寒冷の地で雨が少ないですから、できる限り水をあげません。
トマトの枝の先端を見ながら足りないと感じたら少しだけ水をあげます。
そうすることでトマトは生き延びるために根を四方八方に広げて強くなります。
そしてトマト自身が生きる力を奮い立たせ茎も葉も空気中の水分をも取ろうと必死で結実させ、やがては凝縮された濃厚なトマトが出来上がります。
トマトのもつ生命力から高糖度を引き出す石山さんの匠の技です。
品種はどこのスーパーでも売られている桃太郎トマトなのです。
まさに職人技と言える石山さんのこだわりと静岡掛川の気候風土が生み出した幻のトマト。
この時期が旬です。ぜひお試しください。